鹿児島市の小・中学校 2学期は原則「時差登校」へ
新型コロナウイルスの子どもへの感染が増える中、鹿児島市教育委員会は、市内の学校の2学期の対応について、一斉休校はせず、来月12日までの「まん延防止等重点措置」期間中は原則、時差登校とすることを決めました。
鹿児島市教育委員会は26日、学校の2学期の対応については、同じ時間帯に校内にいる子どもの数を減らすため、「時差登校」を原則とし、学校の規模などに応じて実施すると発表しました。
来月12日までの期間中、小・中学校では原則、学年を午前中に授業を受けてから給食を食べるグループと、給食を食べてから午後に授業を受けるグループの2つに分けるなどして、時間差で登校させます。
手洗いなどの時間を確保するため、小学校は45分から40分、中学・高校は50分から45分へ5分授業を短縮します。全ての子どもに給食が提供され、在宅学習ではオンライン授業も活用します。
また、来月11日の土曜授業は中止します。来月12日までの期間中は運動会や体育祭は実施せず、部活動も原則中止するとしています。
鹿児島市立の高校でも時差登校のほか、学年や学級単位で登校する日としない日を決める分散登校を実施するとしています。
「まん延防止等重点措置」が来月12日以降も延長された場合は、これらの対応の期間も延長されます。