鹿児島医療圏 コロナ病床使用率初の70%超
鹿児島市は15日、鹿児島医療圏の新型コロナウイルスの病床使用率が13日時点で、70.8%になったと発表しました。鹿児島医療圏で70%を超えたのは初めてです。
鹿児島医療圏は、鹿児島市、日置市、いちき串木野市、三島村、十島村の5つの市と村で構成しています。
鹿児島市によりますと、鹿児島医療圏の病床使用率は今月4日時点で48.9%と、県の警戒基準の指標で「ステージ3」の水準でしたが、その後、1週間で20ポイント近く上昇し、今月11日には69.7%と「ステージ4」水準の50%以上となりました。さらに13日時点で70.8%まで上昇し、初めて70%を超えました。
下鶴市長は今月11日の会見で「7割という病床使用率は実質、ほぼ埋まっていると理解してほしい」と危機感を示していました。なお、鹿児島県は県内9つの医療圏別の最大病床使用率を公表していません。