新型コロナ 鹿児島市でクラスター3例 ホストクラブの店名公表
鹿児島市では、新たにクラスターが3例確認されています。うち1件は、来店者名簿がないホストクラブで、市は店名を公表し、利用者に連絡するよう呼びかけています。
鹿児島市が発表したクラスターは、ホストクラブで13人、接待をともなう飲食店で11人、事業所で9人で、いずれも今月3日から5日までに感染が確認されました。
鹿児島市山之口町のホストクラブ「ミラクルキャンディー」では、10代から30代の男女13人が感染しました。従業員が12人、客が1人で、マスク着用や換気が不十分だったことなどが、感染拡大の原因とみられています。
顧客名簿がなかったため、市は店名を公表し、先月22日から今月3日までにミラクルキャンディーを訪れた人は、受診・相談センター電話099−216−1517に連絡するよう呼びかけています。
このほか、接待を伴う飲食店でのクラスターでは、20代から30代の男女11人が感染しました。休憩場所などでの喫煙や会話が感染拡大の原因とみられています。
事業所で確認されたクラスターは、10代から30代の男女9人で、昼食を一緒にとるなどし、感染が拡大したとみられています。