鹿児島県内各地 新型コロナのワクチン接種に向けた動き

新型コロナのワクチン接種に向けた動きが、鹿児島県内各地で進んでいます。姶良市ではシミュレーションが行われました。

姶良市では、65歳以上の高齢者を対象に今月1日から始まっている個別接種に加え、今月26日から集団接種も始まります。

会場の南九州病院で行われたシミュレーションには、市職員や消防などおよそ70人が参加して、運営手順などを確認しました。

姶良市の集団接種の予約は、今月14日から電話番号0570-007-337かインターネットで受け付けられます。

一方、霧島市では、10日までに65歳以上の高齢者の40.2パーセントが1回目の接種を終えましたが、今後、さらに加速させようと、関係者を集めた説明会で、予約が取れていない高齢者の把握をするため、民生委員や社会福祉協議会などに協力を求めました。

そして市は、64歳から19歳の市民についても今月30日に接種券を送付し、基礎疾患のある人や高齢者福祉施設職員、観光業従事者などおよそ1万8600人を優先して来月5日から接種予約の受付を始めると発表しました。

鹿屋市は11日、ワクチン接種を加速させるため、今月21日から平和公園串良平和アリーナに県が設置する、高齢者の大規模接種会場までの無料送迎バスを運行すると発表しました。

そして、市内の高齢者のおよそ3分の1が1回目の接種を終え、一定の目途が立ったことから、64歳から12歳までの市民についても7月中旬から8月上旬までに接種券を順次発送すると、発表しました。