鹿児島市が75歳以上に接種券発送 来週中に到着

鹿児島市は75歳以上の高齢者を対象にした新型コロナワクチンの接種券を16日に発送しました。来週月曜から木曜にかけて各家庭に届く見込みです。

16日は市から市内10か所の郵便局に、75歳以上の高齢者およそ8万4800人分の接種券が引き渡されました。

封筒に赤い文字が書かれた「接種券」と、封筒に青い文字が書かれた「予診票」の合わせて2通が、来週月曜から木曜の間に75歳以上の高齢者のもとに届く見込みです。

鹿児島市は、医療機関での個別接種をメインに、鴨池2丁目の中央保健センターでの集団接種も計画していて、接種券が届いたら市のコールセンターやインターネットなどで希望する接種日や接種場所を予約する必要がありますが、ワクチン入荷のめどが立っていないため、予約の受付は当面は行わない方針です。

予約開始日や方法については、来月1日に発行する広報紙や市のホームページで知らせる方針で、接種券と予診票はきちんと保管してほしいと呼びかけています。

(鹿児島市感染症対策課 土屋幹雄課長)「今回は接種券と予診票2種類の封筒を送っている。接種の時期が5月下旬、予約の開始は5月中を考えている。それまで接種券と予診票は捨てずに大事に保管してほしい」

鹿児島市はワクチン接種に関する問い合わせをコールセンター・電話番号099-833-9567で受け付けています。