新型コロナ 県内で新たに3人 変異ウイルス疑いも7人
鹿児島県内では16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3人発表されました。また、これまでの感染者の中から、変異ウイルスへの感染が疑われる人が新たに7人確認されました。
新たに感染が確認されたのは、鹿児島市の10歳未満の女の子と霧島市の30代と40代の男性、合わせて3人です。鹿児島市の10歳未満の女の子と霧島市の30代男性はこれまでに感染が確認された人の接触者で、霧島市の40代男性は感染経路など調査中です。
県内の累計感染者は1946人になりました。15日時点で医療機関などでの療養者は70人で、このうち重症が1人、酸素投与が必要な中等症は7人です。
また、県はこれまでに感染が発表されている県内の男性6人と女性1人について、変異ウイルスへの感染の疑いがあると発表しました。
不特定多数との接触は確認されておらず、県は「県内で変異ウイルスの感染が広がっている状況ではない」として冷静な対応を呼びかけています。なお、今月4日に変異ウイルスへの感染が疑われるとして発表した男性4人について、詳しい検査の結果、イギリス型の変異ウイルスへの感染が確定したと発表しました。