鹿児島市 高齢者接種用の最初のワクチン到着
高齢者への新型コロナワクチン接種は、県内でも12日、来週月曜から鹿児島市・大和村を皮切りに始まります。鹿児島市には9日朝、12日から始まる介護老人福祉施設の入所者への接種に使われる最初のワクチンが到着しました。
鹿児島市でワクチンの一時保管を行う施設のひとつに指定されている今村総合病院にはけさ、ファイザー社製のワクチン975人分が到着。職員が、保管温度や本数などを確認したあと、超低温の冷凍庫=ディープフリーザーに運び入れました。
鹿児島市では、今月12日から介護老人福祉施設で入所者およそ3千人を対象に接種を始める予定です。
また、75歳以上の高齢者については来月下旬以降に接種を始める予定で、今月16日に接種券を発送することにしています。
65歳以上75歳未満の高齢者の接種開始時期は未定で、高齢者以外の接種についてもワクチンの供給状況などを踏まえて時期を検討したいとしています。
なお、鹿児島市はそれぞれのかかりつけ医などでの「個別接種」を基本としていますが、鴨池2丁目の中央保健センターでの「集団接種」も予定しています。