早咲きの桜の季節は本番 濃いピンクが目を引くカワヅザクラ、ヒカンザクラが見ごろ 鹿児島
鹿児島県内は5日、早朝は強い雨が降ったところもありましたが、午後は日差しがさす時間帯もあり、気温が4月中旬並みまで上がったところもありました。季節は春、各地で花が見ごろを迎えています。
「こちらのカワヅザクラはすでにたくさんの花が開いています。あと少しで満開を迎えそうです」
鹿児島市浜町にある石橋記念公園には、濃いピンク色の花を咲かせるカワヅザクラが6本植えられています。カワヅザクラは、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種とされる早咲きの桜で、公園を訪れた人が足を止めて花を見ていました。
(訪れた人)「グラウンドゴルフに行ったら中止になったので、花を見て帰ろうと思って来た。きれいですね」
また、2020年に開園20周年を記念して植えられた「鹿児島紅梅」も次々と花が開いていて、濃い紅色が目をひいていました。
5日の最高気温は、瀬戸内町で23度、屋久島で20.9度、鹿児島市で17.5度など、各地で平年を5~6度上回り、4月上旬から中旬並みまで上がったところもありました。4日が立春で、暦の上でも春となり、早春の花々は見ごろを迎えています。