農業高校生が関わった黒豚ランチ センテラス天文館で提供開始 鹿児島

鹿児島特産の黒豚を魅力をPRしようと、鹿児島市のセンテラス天文館で8日から期間限定で提供が始まったメニュー。鹿児島の農業のこれからを担う農業高校生たちが開発に関わりました。

センテラス天文館の3つの飲食店で8日から提供が始まったのは、県内4つの農業高校とコラボした黒豚を使ったランチメニューです。

「鉄板焼いいとこどり」は市来農芸高校とコラボ。学校ブランドの「金の桜黒豚」を使ったその名も「市来農芸の桜金焼き定食」旨味と甘みが特徴の「金の桜黒豚」と、甘辛い味噌だれがマッチした逸品です。

洋食レストラン「BistroYuu」は加世田常潤高校とコラボ。学校ブランドの常潤黒豚をジューシーに焼き上げた肉厚ハンバーグを大胆にはさんだ「自慢のJK(常潤黒豚)ジューシーバーガー」を始め3品が考案されました。
店にとってもハンバーガーの提供は初めての挑戦だといいます。

(BistroYuu 立石哲也オーナーシェフ)「ゴロっとしたハンバーグを挟んだらインパクトもあっていいのではないかと、自分もやってみたいと思った」

そして、「展望レストランお肉とワイン黒ノ壽」は鹿屋農業高校と伊佐農林高校の2校とコラボ。それぞれの黒豚の美味しさをじっくりと味わうことができる肩ロースグリルがメインの贅沢なランチコースが誕生しました。

(お肉とワイン黒ノ壽 橋元裕二支配人)「育てた黒豚をお店に持ってきて、皆で試食をして作り上げたものなので、非常にいい経験になったのでは」「食育にも関わるのでしっかりと形にして皆さんに提供したい」

農業高校生たちにとって、食とビジネスの現場に関わる貴重な体験ともなる黒豚のランチメニューの提供は、センテラス天文館の3店舗で8日から今月13日まで行われます。