中継 垂水千本イチョウ 夫婦が40年かけて作った黄金色の世界 幻の特産品も

垂水市で現在開かれているたるみず千本イチョウ祭りに佐々木アナウンサーがいます。、垂水市の千本イチョウ園に来ています。紅葉が見ごろを迎えていて、まばゆいばかりの黄金色に染まっています。

先月18日からはイチョウ祭りが開かれていて夜はこのようにライトアップされて幻想的です。

こちらの千本イチョウ園は、地元の中馬吉昭さん夫婦の私有地です。お二人が荒れた山をおよそ40年かけて整備し作り上げたもので、4.5ヘクタールの敷地におよそ1200本のイチョウが植えられています。
園内が黄金色に染まる美しい光景は、垂水市を代表する観光名所となっています。

さて、ここ垂水市できょう12月1日に販売が解禁となったのが、こちら「つらさげ芋」です。
このイチョウ園の近くにある大野原地区だけでつくられる特産品です。

標高550メートルにある大野原地区。高隈山系からふき下ろす冷たい風に30日以上吊り下げることでデンプンが糖に代わり甘みがぐっと増します。

「ツル」のことを鹿児島弁で「ツラ」とも言うことや、ツルを切らずに吊り下げることからつらさげ芋と呼ばれていて今も民家の軒先で吊るして作っている農家もいます。

このつらさげ芋、ふるさと納税の返礼品としても人気で垂水市内の道の駅などで買うことができます。

たるみず千本イチョウ祭りのライトアップはあさって12月3日まで行われます。

それでは千本イチョウ園の場所をご紹介します。
垂水市役所前の県道71号を東へ、車で10分ほど進んだ所にあります。

お問い合わせは0994-32-1111垂水市水産商工観光課です。