これが“本当の”指商デパート!4年ぶり通常開催にぎわう
指宿商業高校の名物、「指商デパート」が4年ぶりに通常開催され、多くの人でにぎわいました。
「指商デパート」は、商品の仕入れや販売・決算まですべてを生徒たちで行う指宿商業高校の名物行事で、ことしで33回目です。会場には生徒たちが仕入れた野菜やスイーツ、植物などさまざまな商品が並びました。
(記者)「4年ぶりの通常開催となる指商デパート。午前中から多くの人が詰めかけています」
「出水みかんです」「甘い、おいしい」
(卒業生・鹿児島市から)「駐車場がいっぱいで慌てて来た、すごく来て良かった。なかなか校舎にも入れないからすごく感激」
(卒業生・指宿市から)「餅を買った、餅が大好き、安かった」
こちらは、地元の惣菜店の協力を得て、オリジナル弁当を販売。開店直後から行列ができました。
(3年生)「詰める作業などもスピード勝負なので大変、すぐ完売して満足。達成感がある」
当日分は1時間もしないうちに、完売しました。一方、体育館の外からは、ソースの香ばしい香りが…。食肉を販売するチームは試食を作っておいしさをPRします。
Q.接客したくない?
「かわいい人を前に出して売上を伸ばす作戦。男は裏方で」
「指商デパートが楽しみで指商に来たので、人がいっぱいのデパートは楽しい」
3年生にとって最後の指商デパートでようやく実現した通常開催。高校生活の思い出の1ページとなりました。
「高校生活の中でめったに体験できない行事なので、とても充実している」
「めちゃくちゃ繁盛して忙しいが、とても楽しい」
(指商デパート営業部長 中園真大さん)「今までよりも人が多いので“本当の”指商デパートだと感じた」「社会に出て必要な経験をたくさんできたので、生かしていきたい」