鹿児島市 子どものコロナワクチン接種を来月から開始

鹿児島市は5歳から11歳までの子どもを対象にした新型コロナワクチンの接種について、今月中に接種券を発送し、来月から接種を始めることを明らかにしました。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「対象は5歳以上、11歳以下の人、約4万1000人。実施機関は、小児の医療機関を中心に実施を予定している」

鹿児島市の下鶴市長は10日、市内の5歳から11歳までの子どもおよそ4万1000人に対し、接種券を今月中に発送し、来月から接種を始める方針を明らかにしました。ファイザー社製のワクチンを使用し、保護者の同伴を求めます。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)「市民の約100人に1人が感染している状況。家庭内でも換気を徹底し、マスクを着用するなど、家族にうつさない行動を徹底してほしい」

なお、鹿児島市は新型コロナ対策として、市立の小・中学校の部活動を9日まで停止としてきましたが、感染拡大が続いていることから、停止期間を今月16日までに延長しました。

市立高校の部活動については16日まで原則停止とし、11日からの3連休は活動自粛とします。体育館などの一般利用の中止と、スポーツ少年団の活動自粛も同じく16日まで延長します。