新型コロナ自宅待機者 3分の1に

新型コロナに感染し、自宅待機している人がピーク時の3分の1に減少しました。鹿児島県は「宿泊療養施設に入所しないまま、自宅待機が解除になった人が多くなった」としています。

これは、県が先日開いた議会向けの説明会で明らかにしたものです。
宿泊療養施設に入ることができず、自宅で待機する感染者は、先月急増し、ピーク時は1396人に上りましたが、2日時点で3分の1の461人にまで減少しました。

県は、減少した要因として、自宅で症状が悪化せず宿泊療養施設に入所しないまま退所の基準を満たして、自宅待機を解除された人が多くなったことを挙げました。

県によりますと退所の基準は、国の基準で、発症日から10日間経過などだということです。

県は、入所調整に当たる人員や施設に運ぶ車両を増やすなどしており、引き続き宿泊療養施設への入所を効率的に進めたいとしています。