新型コロナ151人 新たなクラスター2件
鹿児島県内では16日、新型コロナの感染者が新たに151人発表されました。また県は、徳之島の医療機関と出水市の学校で新たな感染者集団=クラスターが発生したと発表しました。
新たに確認されたのは、鹿児島市で85人、喜界町で8人、霧島市で7人、徳之島町で6人、日置市で5人、志布志市、奄美市、伊仙町でそれぞれ4人、出水市、姶良市、鹿屋市、天城町でそれぞれ3人、南さつま市、薩摩川内市、曽於市でそれぞれ2人、指宿市、さつま町、伊佐市、大崎町、南種子町でそれぞれ1人、東京都、神奈川県、千葉県、兵庫県、福岡県から訪れたそれぞれ1人のあわせて151人です。
1日の感染者が100人を超えるのは6日連続で、県内の累計感染者は5444人となりました。
また県は、新たなクラスターが徳之島町の徳之島徳洲会病院と、出水市の学校で確認されたと発表しました。クラスターの確認は3日連続です。
16日までに徳之島徳洲会病院では患者7人、看護師1人のあわせて8人、出水市の学校では生徒9人、学校関係者2人のあわせて11人の感染者が確認されています。
徳之島徳洲会病院では一部の入院患者のマスク着用が不十分で、出水市の学校では課外活動で換気が不十分だったため、感染が広がったと考えられるということです。
15日時点で医療機関などでの療養者は671人で、うち重症が2人、酸素投与が必要な中等症が46人です。自宅待機などは370人です。
県が独自に定める新型コロナウイルスの警戒基準の指標は、15日現在で、病床使用率が64.6%、人口10万人当たりの療養者数が64.6人、直近1週間のPCR陽性率は13.6%、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が54.44人と、4項目で最高のステージ4の水準となっています。
このうち、病床使用率、人口10万人当たりの療養者、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数の3つの項目で過去最多を更新しました。