新型コロナ 県内で新たに44人 10〜30代が7割超

鹿児島県内では4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに44人発表され、2日連続で40人を超えました。44人のうち7割以上が10代から30代と、若い世代の感染拡大が顕著です。

新たに発表された感染者は、鹿児島市の30人、龍郷町の3人、阿久根市・西之表市・奄美市のそれぞれ2人、薩摩川内市・姶良市・南さつま市・垂水市のそれぞれ1人、京都府の1人のあわせて44人で、2日連続で40人を超えました。

4日発表の44人を年代別で見ると、10代が18%、20代が43%、30代が14%で、10代から30代の若い世代の感染者が全体の7割以上を占めています。

県内の感染者は累計で4108人となり、医療機関などでの療養者は222人、うち酸素投与が必要な中等症は19人です。

現在、県が定める感染拡大警戒基準はステージ2が継続中です。判断指標のうち、最大確保病床の使用率は、32.9%となり、ステージ3の指標20パーセントを上回っています。また、直近1週間のPCR検査の陽性率も6.3%で、ステージ3の指標となる5%を3日連続で上回っています。