新型コロナ 鹿児島県で新たに20人感染 累計4000人超
緊急事態宣言の対象地域が2日から6都府県に拡大されるなど、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大が続く中、鹿児島県内では2日は新たに20人の感染者が発表され、累計が4000人を超えました。
新たに発表された感染者は、鹿児島市に住む10歳未満から70代の男女15人、龍郷町の20代と30代の男性、薩摩川内市の20代男性、奄美市の20代男性、鹿屋市の80代男性の合わせて20人で、6日連続で20人を上回りました。
これで、県内の累計は4019人となり、4000人を超えました。5月20日に感染者が3000人を超えてから75日で4000人を超えていて、感染者1000人ごとのペースでは、これまでで2番目に早くなりました。
1日時点で医療機関などでの療養者は182人、うち重症は0人、酸素投与が必要な中等症は20人です。また、病床使用率は1日時点で28.7%と5日連続でステージ3の指標である20%以上となっています。
なお、鹿児島市で8月1日までの1週間とその前の1週間で比較すると、20代の感染者が36.0パーセントと10.5ポイント増加し、感染経路不明の割合も26.7パーセントと13.0ポイント増加しています。
鹿児島市は「感染が著しく拡大した4月末の状況と似ている」として、県境をまたぐ移動の自粛や普段は会わない人との会食を控えること、それにマスク会食の徹底を呼びかけています。