新型コロナ感染対策 飲食店の認証制度 県が申請受付スタート
新型コロナウイルスへの適正な感染対策を行っている飲食店を、県が認証する新たな制度の申請受け付けが28日から始まりました。
28日から申請受け付けが始まったのは、新型コロナの適正な感染対策を行う飲食店、喫茶店、宿泊施設のレストランなどを県が認証する制度です。
県から委託された調査員が飲食店の感染対策を確認して、およそ50項目の基準のうち必須38項目を満たした場合、認証ステッカーが交付されるものです。
鹿児島中央駅近くにあるこちらの店では、認証制度に沿うようテーブル同士の間隔が1メートル以上になるよう配置を変えたほか、提供している鍋料理にあうようにパーティションも改良しました。
(黒豚しゃぶ鍋八幡 荒田香月マネージャー)「今まではお値段ですとか、味、雰囲気が(店選びで)あったと思いますが、今は、一番に安全が出てくると思うので、指標としていいものではあるのかなと思う」
一方、県は対象店舗およそ1万4000店のうち、半分の7000店からの申請を目標にしており、認証制度を利用者が飲食店を選ぶ際の参考にしてほしいと話します。
(県事務局 東鶴香代子事務局長)「この認証制度を受けていただいて、ひとつランクが上の感染症対策をしているということがお互いの安心につながるのではないかと思っております」
申請は県のホームページにある申請書に記入の上、郵送で受け付けています。