鹿児島県内42例目クラスター 高校総体で

鹿児島県は薩摩川内市で開かれた県高校総体の男子バドミントン競技で、県内で42例目の感染者集団=クラスターが発生したと発表しました。このクラスターの感染者は3日までに13人に上ります。

県は午後6時半過ぎから開いた会見で、薩摩川内市で先月26日から28日まで開かれた県高校総体の男子バドミントン競技で、県内42例目のクラスターが発生したと発表しました。3日までに13人の感染が確認されていますが、感染経路はわかっていません。

県はガイドラインに基づいた対策が行われていたものの、換気が一部不十分だったとしています。1日当たりの関係者は900人規模で、4日まで自宅待機するとしています。

県内では3日、鹿児島市で12人、霧島市で9人、出水市で2人、鹿屋市と与論町で1人ずつのあわせて25人の感染が発表されました。県内の感染者は累計で3409人となりました。
2日時点で医療機関などでの療養者数は245人、うち3人が重症、32人が酸素投与が必要な中等症です。