新型コロナ 霧島市でクラスター2件確認 18人感染
鹿児島県は新型コロナウイルスの感染者集団=クラスターが、霧島市の児童施設と高齢者施設でそれぞれ発生したと発表しました。これで県内のクラスターは40例となりました。
県は29日午後6時半から記者会見を開いて、29日までに霧島市の児童施設で6人の、同じく霧島市の高齢者施設で12人のクラスターが発生したと発表しました。いずれの施設も利用者が特定でき、現時点で不特定多数への感染が確認されていないことから、施設名は公表しないとしています。
なお、県内では29日、鹿児島市で7人など合わせて29人の感染が発表されています。これで県内の感染者は累計で3285人となりました。
28日時点で医療機関などでの療養者は292人で、うち重症が3人、中等症が49人となっています。
県の感染拡大警戒基準は現在、ステージ3です。警戒基準の指標のうち、医療機関の病床使用率は28日時点で43.8%で、前日に続いてステージ3の指標となりました。人口10万人あたりの新規感染者数は11.49人で、4日連続でステージ3の指標を下回りました。