新型コロナ 鹿児島県内26人感染 1人は死亡後に陽性判明
新型コロナウイルスの感染者は、鹿児島県内で26日、新たに26人発表されました。このうち1人は死亡後に陽性と判明したもので、県内の死者は30人となりました。
26日発表された感染者は、鹿児島市12人、霧島市4人、南九州市4人、屋久島町3人、薩摩川内市2人、奄美市1人の合わせて26人です。
このうち鹿児島市の1人は児童福祉施設で発生した感染者集団=クラスター関連で、薩摩川内市の2人は阿久根市の飲食店で発生したクラスター関連、14人がこれまでに発表された感染者の接触者、残る9人は感染経路を調査中です。
また、鹿児島市の1人は心肺停止後状態で救急搬送された後で死亡が確認され、その後のPCR検査で陽性が判明しました。年代や性別は遺族の意向で非公表となっています。
新型コロナ関連の死者は県内で30人となりました。また、感染者の累計は3203人となりました。25日時点で、医療機関などでの療養者は340人、うち重症が2人、酸素投与が必要な中等症が54人です。
県の感染拡大警戒基準は現在、ステージ3です。指標のうち、医療機関の病床使用率は51.4%で、依然、ステージ4の指標を上回った状態が続いています。一方、人口10万人あたりの新規感染者数は14.42人で、23日ぶりにステージ3の指標を下回りました。