飲食店への時短要請 県が出水市を追加

鹿児島県は22日、新型コロナウイルスの感染者が急増している出水市に、飲食店の営業時間短縮を要請すると発表しました。

飲食店への営業時間短縮要請は現在、鹿児島市、霧島市、奄美市、和泊町、知名町が対象ですが、県はこのうち感染拡大が続く鹿児島市と霧島市で24日以降、2週間延長し、さらに今回、出水市を対象に追加することを決めました。

出水市は22日、市役所で飲食店を対象に説明会を開き、営業時間短縮への協力を呼びかけました。要請期間は24日から、延長される鹿児島市などと同じ来月6日までの2週間で、営業時間は午前5時から午後9時まで、酒類の提供は午前11時から午後8時までとしています。

県は、全ての期間で時短要請に応じた場合、店の事業規模などに応じて協力金を支払うとしています。

また、出水市の飲食業組合は22日、市内の飲食店をまわり、時短営業への協力を呼びかけました。

なお、出水市では、21日までの1週間の新規感染者が24人で、時短要請が延長される鹿児島市、霧島市に次いで多くなっています。