新型コロナ 鹿児島県内の病床使用率 初めて60%超える

鹿児島県内で新型コロナウイルスの感染の拡大が続く中、県の警戒基準の指標のうち、医療機関の病床使用率が初めて60%を超えました。

県の新型コロナの警戒基準は4つのステージがあり、今月7日以降は、「感染者の急増」を示すステージ3が継続中です。

その判断の目安となる指標のうち、県内に378床ある病床の使用率は15日時点で60.6%と、14日に比べて1.6ポイント上昇し、初めて60%を超えました。「医療提供体制の機能不全を避けるための対応が必要」とする、ステージ4の目安となる50%を6日連続で上回っています。

また、人口10万人あたりの療養者数は29.4人で0.1上昇し、8日連続でステージ4の目安となる25人以上を超えています。一方で、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は20.6人と、1.06下がりましたが、前の週との感染者の比較では「増加」となっています。