新型コロナ 指宿市と鹿児島市で新たなクラスター

鹿児島県は10日、指宿市の宿舎で新型コロナウイルスの新たなクラスターが確認されたと発表しました。

クラスターが確認されたのは、指宿市内の事業所の職場用宿舎で、これまでに指宿市の30代の女性5人と鹿児島市の20代の女性1人のあわせて6人の感染が確認されています。

県内で10日発表された感染者は、指宿の宿舎クラスター関連で5人、鹿屋市の医療機関クラスター関連で垂水市の60代男性1人、そのほか指宿市の70代女性1人、霧島市の40代から50代の男女3人のあわせて10人です。
県内の感染者の累計は1685人、9日時点で医療機関などでの療養者は82人で、うち3人が重症、酸素投与が必要な中等症は13人です。

また、鹿児島市は10日までに5人の感染者が確認された市内の医療機関について、クラスターと認定しました。
3人が酸素投与が必要な中等症、2人が軽症だということです。

鹿児島市は医療機関名を公表していませんが、鹿児島市の鹿児島徳洲会病院は、今月4日に入院患者4人、7日に職員1人の感染が感染されたとホームページで公表しました。8日以降感染者は確認されていないということです。
鹿児島徳洲会病院は、外来の診療やリハビリ、救急外来などを停止しています。