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明治元年12月18日 殉職した薩摩藩士 祀るよう勅命

きょうは明治元(1868)年12月18日です。安政の大獄以来、殉職した薩摩藩士を祀るよう勅命が出されました。

安政の大獄は、10年前の安政5年から6年にかけて当時の幕府大老・井伊直弼がおこなった尊王攘夷派への弾圧です。

将軍継嗣問題もからみ、紀伊派だった井伊は、幕府内や諸藩の一橋派を弾圧。長州の吉田松陰、越前の橋本左内ら8名が死刑とされ、公家や大名を含む100人余りが処罰されました。
薩摩藩では尊王攘夷派だった日下部伊三治ら2人が獄死するなどしました。

また、一橋派だった島津斉彬の命で動いていた西郷隆盛は、幕府から狙われたあげく、勤王の僧・月照と薩摩へ逃れ、錦江湾に身を投げました。西郷は一命を取り留めましたが、月照は死亡しました。

多くの犠牲を出した安政の大獄。新政府はきょう薩摩藩の在京家老・島津主殿に勅令を出し、安政の大獄以来、殉職した藩士を祭り、遺族を経済的に支援するよう命じました。