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明治元年10月17日 西郷隆盛 京都へ

きょうは明治元(1868)年10月17日です。西郷隆盛は、新政府軍の集う東京を離れ、京都へ向かっています。

奥羽越列藩同盟で無敵を誇った庄内藩の降伏をうけ、戦後の処置を黒田清隆に任せた西郷隆盛は、新政府首脳が集う東京をへて、京都に向かっています。

西郷は、薩摩の財政事情を考え、薩摩藩が京都にもつ施設の縮小や、薩摩藩兵の京都からの撤退を考えています。
京都には、政治や軍事の拠点として、御所に近い二本松薩摩藩邸など藩関連の施設が複数ありますが、西郷はこうした施設を整理・統合し、藩の財政的負担を軽減させたい方針です。

これは、設備の維持費だけでなく、在京の藩士・藩兵の長期滞在が、藩財政を著しく圧迫していたためです。
この滞在が長引くと、薩摩藩の財政は危機的状況に陥ります。

この状況を打開するため、西郷は、地方通貨である「琉球通宝」を鋳造することも藩庁に提言しています。