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明治元年10月10日 新政府 首脳陣 凱旋の途につく

きょうは明治元(1868)年10月10日です。東北の北部にいた新政府軍奥羽鎮撫総督府の首脳陣たちが、凱旋の途につきました。

奥羽越列藩同盟側の全ての藩が降伏したことを受け、秋田久保田藩に本拠を置いていた奥羽鎮撫総督・九条道孝と副総督・澤為量は、参謀で薩摩藩士の大山綱良らとともに東京に凱旋するため、きょう久保田を離れました。
東京へは1週間ほどかかる見込みです。

ところで、薩摩藩の国許では大隅半島の佐多岬で洋式灯台の建設用地を調査するため、船を派遣するときょうまでに決めました。
灯台建設は、旧幕府が2年前にアメリカ・イギリス・フランス・オランダと結んだ「改税条約」で取り決められたものです。

日本の沿岸部を通る外国船の安全のため、三浦半島の観音埼や房総半島の野島埼、紀伊の樫野埼、薩摩の佐多岬など国内8か所に灯台を整備するよう定められています。
観音崎灯台は、先月着工され、来年1月には完成する見込みですが、佐多岬灯台については、いまだ用地も決まっていません。

薩摩藩の関係者によりますと、用地を決定した後設計、建設を考えると、灯台の完成には3年から4年はかかる見通しだということです。