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明治元年10月4日 会津幹部に長州軍人から手紙

きょうは明治元年10月4日です。戦に敗れ謹慎している会津藩の軍事奉行に、長州藩の部隊の参謀から慰めの手紙が届きました。

先月22日に降伏した会津藩では、藩主だった松平容保・嘉徳親子は妙國寺に謹慎しています。

会津藩の幹部で軍事奉行添役だった秋月悌次郎は、猪苗代に謹慎しています。秋月は、会津籠城戦の終盤、容保の命を受け、米沢藩を通じて新政府軍との降伏交渉を行い、重要な役割を果たしました。その秋月のもとに、きょう長州藩の部隊干城隊参謀の奥平謙輔から手紙が届きました。

秋月と奥平は、若いころ江戸の幕府学問所・昌平黌でともに学び、親交がありました。奥平は、手紙の中で、「会津藩士の無念は深く察する」としたあと、「これまでのことはとがめない。できれば徳川家に尽くしたように今度は、国家の進路を思い、朝廷に尽くしてはくれないだろうか」と言葉をつづりました。

秋月、ひいては会津藩士に対する慰めと励ましの心がこもった手紙でした。