会場の伊佐市はずっと雨、それも大雨が続き、公演の中止も危ぶまれるほどでしたが、
「晴れ男」を自称する俳優・榎木孝明さんがやってくると晴天に。
当日は県内・県外からたくさんの来場者がありました。中には、3時間かけてやってきたという人も。
「天と地と」は、伊佐市出身の直木賞作家・海音寺潮五郎の同名作品を朗読劇としたもの。
戦国武将・上杉謙信と武田信玄の戦いを描きます。
1990年に大ヒットした同名映画でも謙信を演じた榎木さん。
朗読が始まると、観客は一気に物語の世界へ引き込まれました。
終演後のアンケートでは「圧倒された」「迫力ある朗読」「映像を見ているよう」との声が。
この朗読劇の音楽を作曲・演奏したギタリストの竹内永和さんへの評価も高く
「メロディが心に沁みた」「ずっと聞いていたい」「ギターをやっている息子に聞かせたい」「すごい技術」と
惜しみない賛辞が贈られました。