公演当日は開場前から当日券を求める人が引きも切らず、完全自由席の会場のため、
前売りを買った人が座れなくなるのではとスタッフはヒヤヒヤ。開場を少し早めました。
前座として登場したのは柱大黒さん。伊佐市には初のお目見え。
「アマチュア以上プロ未満」を謳っていますが、ラジオレギュラーの座はダテじゃない。
よく通る声で語るは「薬缶」。客席を大いに沸かせました。薬缶だけに。(ここ、笑うところですよ!)
そして真打登場、春風亭柳之助師匠の噺に。
「たらちね」「禁酒番屋」と続く古典落語に観客たちは手を叩いての大笑い。
さすがは真打、格が違う。その実力を見せつけました。
最後に柱大黒さんと柳之助師匠が舞台にもう一度上がると、
「また伊佐に来てよ!」「来年も待ってるぞ!」の声が。
公演後のロビーは二人に話しかけようとする人でいっぱい。
本人に面白かったと伝えずにはいられない落語会なのでした。