8/20(木)は高校生作!水中探査機で錦江湾を調査▽ミルクゼリー

パイナップルつばさのチャチャっと男めし

8月といえば、皆さんご存じの「パイナップル消費月間」ですよね。
ということで、パイナップルを使ったこちらを作りました。

チャチャっと男めし「もちもちカルピスミルクゼリー~パイナップルソースをかけて~」

 

海と日本プロジェクト

錦江湾の水の中を自力で進む物体。錦江湾の海底を調査するために作られた潜水探査機です。
この探査機を製作したのは池田学園の高校生3人と中学生1人の生徒たち。

4人は今年4月、錦江湾のマイクロプラスチックを研究するために集まりました。

マイクロプラスチックとは5ミリ以下の小さなプラスチック片のことで、プラスチック製品が適切に処理されなかった場合に小さな破片となって海などに流れ出し、環境や生態系に悪影響を及ぼすと言われています。

4人は錦江湾の海底の堆積物を採取してマイクロプラスチックがどれだけあるか実態を調べようとしていて、その調査のために潜水探査機を製作しました。

リーダー池田誠秀さん「(水深)250メートルなので人が潜ることが難しい。なのでこの機体を使って鹿児島湾の海の底まで沈めてマイクロプラスチックを採取しようと思っています」

リーダーの池田誠秀さんと技術担当の木村元弥さんが中心となり行われているプロジェクト。
探査機の設計から組み立て全てを自分たちで行いました。

探査機は深海に耐えられるよう耐圧を重視して設計。水中で安定した姿勢を保つためスクリューを8個つけるなど、こだわりました。

池田さん「高校生でこのような機体を作って鹿児島湾を探索をするのは僕たちが初めてだと思うのでミッションを成功させたい」

今月16日、この日、初めて機体を海に入れます。探査機は海の中で動くのか?そして深く潜ることができるのか?今後の研究のゆくえがかかった大事な日です。

当日はマイクロプラスチックの研究をしている専門家も駆けつけました。

千葉工業大学(マイクロプラスチック)亀田豊准教授「国の研究機関くらいでないと作れない。普通の高校生がここまで形にできているのは期待ができますよね」

船でおよそ40分。水深40メートルの目当ての地点に付きました。いよいよ機体の投入です。

「この沈み方はどう?」「これは浮力が強すぎる」

浮力材の量を変えるなど調整し、何度もトライします。

「垂直にいける?」「ちゃんと沈んだ」

機体には光ファイバーのケーブルがついていて、船上からコントローラーで操作し、機体のカメラからの映像をパソコンで見ることもできます。ここまでは順調のようです。

水深30メートルまで到達。
しかし…突然通信が切れてしまいました。
どうやら機体とパソコンをつなぐ光ファイバーの線が途中で切れてしまったようです。

今回はトラブルにより調査は切り上げとなったものの、3ヶ月以上かけて製作した探査機が錦江湾で動く姿に生徒たちは手応えを感じたようです。

谷口さくらさん「(水深)30メートルという深いところに潜ることができたのは、最初の第一歩としていいスタートが切れたのではないかと思います」

4人の挑戦はこれからも続きます。


きょうは池田高校の研究メンバーの中からリーダーの池田誠秀さんと技術担当の木村元弥さんにお越しいただきました。

Q.高校生で、このような研究を行うのはすごい取り組みだなと思うんですが、そもそもどうしてこのような研究をしようと思ったんですか?

池田さん「学校でマイクロプラスチックの調査をしようということになりまして、そのときに海底のプラスチックの調査をあまりされていないということだったので、それをしてみようと思って、このROVを使って海底の調査をしてみようと思いました」

Q.木村さんが設計を担当したということですが、こだわりや難しかった点などを教えていただけますか?
木村さん「ご紹介させていただきたい点としては、光ファイバーを使っているため、大容量の通信ができるというのと、それにより非常にたくさんのセンサーを積めることです。モーターの配置と角度が特殊で、これにより、全てのモーターを全ての方向の推進力に使えるので、同じクラスの機体に比べて倍近い推力を出すことができます」

Q.元々参考になる機械があって真似て作ったのか、割と自分で作ったのかどちらですか?
木村さん「参考にしたものは確かにありますけど、設計自体は完全に一からやって、どちらかというとオリジナルに近いです」

Q.この潜水探査機には何か名前がついていますか?
木村さん「あまつかぜという名前がついています。天津風というのは百人一首で出てくるんですけど、天井を吹き抜ける風という意味がありまして、その風のように悠々と錦江湾の中を動いてくれたらなという意味が込めてあります」

実際に動かしていただきました。

Q.今回の錦江湾でのテストは光ファイバーのケーブルが切れてしまったシーンがありましたが、あれはその後どうなりましたか?

池田さん「今回のアクシデントはスクリューにファイバーのケーブルを巻き込んでしまっておこったので、ファイバーの周りにロープで編み込みをして、あたっても巻き込まれないようにしました」

Q.これからの研究に向けても意気込みをお願いします。

池田さん「前回は30メートルまで潜れたので、50メートル、100メートルともっと深いところに潜って、あとこのROVの本来の目的である海底の堆積物を採取できるように頑張っていきたいです」

 

音楽が繋ぐ地域との絆

新型コロナウイルスの影響で、発表の場を失った高校生。音楽が繋ぐ学生と地域の絆、宮内リポーターの取材です。

鹿屋中央高校を訪れた宮内リポーター、お盆の入り、校舎では楽器の練習に励む生徒の姿がみられます。

吹奏楽部をまとめる部長の山下さんです。
山下虎太郎さん「(練習頻度は)ほぼ週7日です。夏休みはたぶん5日ぐらい休みがあって、おぼんだけですか。いつもあったコンクールとかマーチングコンテストがなくなって、みんなモチベーションが上がらなかった」

末廣孝先生「3月に合宿があるんですけれども、その合宿もできなかったので…、で5月の合宿もできなかった。(練習は)30分やったら窓を開けてみたいな」

発表の場を失った生徒たちに演奏の依頼が。舞台はひまわりに囲まれた広場です。

山下さん「演奏を聴いて元気になってもらいたいです」

今年初の演奏会、夏の陽射しの下、準備がすすみます。
イベントの名は「ひまわりワンダーランド」です。

鹿屋市東原町内会会長 川﨑勝さん「ひまわりは種油を作ることが目的で植えた。どうせやるなら公園の周りにいっぱい咲かせて各畑にスタンプを置いて、それでスタンプラリーをやったら、密を避けたやり方ができるんじゃないかということで、検温から消毒から全部やって、そういうモデル的なイベントになれば」

全員そろって初めての演奏が始まります。

2日目はマーチングを披露、イベントに華をそえます。

山下さん「自分たちも清々しい気持ちでやりきった感があるし、今後はもっと自分たちのスキルを上げていって、他の人をもっと感動させられるようにしていきたいと思います」

末廣先生「ほぼ半分ぐらいが一年生なので、一年生がどういうふうに感じたかな?我々、とにかく体と時間があればどこにでも演奏に行きます。9月のシルバーウィーク、19・20・21日は大隅の方をいろいろ回って、できれば喜んでいただけるように頑張りたいと思います」


逆境に負けず新たな世界を切り開いた鹿屋中央高校吹奏楽部、地域との絆はこれからも続きます。

末廣先生「まず、トラックの楽器の積み方からですね」

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