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2/10(日)10時15分~世界一の九州が始まる!「技に歴史あり 薩摩錫器」


2/10(日)10:15~10:30

番組概要

鹿児島県指定の伝統工芸品「薩摩錫器」は300年以上の歴史を持つ。茶壷や花瓶、杯などがあり、縁起物としても知られている。錫はかつて、鹿児島でとれていた。

国内有数の錫鉱山は薩摩藩が経営していたこともある。1988年に閉山するまで、錫は主に大砲や建築の材料として幕末の集成館事業に生かされた。
薩摩藩士・大久保利通は錫の茶壷を愛用していた。没後100年して発見された茶壷のなかからは、新鮮な茶葉が出てきたという逸話もある。錫でつくられた器は、気密性が高いのも特長のひとつだ。

薩摩錫器は金属の錫を溶かし鋳型に流し込む作業や、数十分の1ミリの精度で削る作業などがあり、どれも熟練の技が必要。

鹿児島県霧島市の岩切美巧堂は、薩摩錫器の数少ない工房のうちの1軒で創業100年の老舗。10人ほどの職人たちが伝統の技を守りながら、現代的な感覚で商品に新たな風を吹き込んでいる。

ベテランのなかに若手も加わり、錫の皿や箸置きなど、生活により密着した商品開発も進める。また、日本茶ブームを追い風に、錫の茶筒で世界への新たな挑戦も視野に入れる。伝統技で勝負する職人たちを追った。