ミュシャ展~運命の女たち~

会期 2018年7月20日(金)~9月2日(日)

※休館日7月23日(月)、7月30日(月)、8月6日(月)、8月16日(木)、8月20日(月)

場所 鹿児島市立美術館
観覧料 一般:1,000円(前売り700円) /高大学生:800円(前売り500円) /小中生:600円(前売り300円)

 19世紀末ヨーロッパで隆盛した芸術運動アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)。ミュシャは現在のチェコ共和国モラヴィアに生まれ、1887年にパリへ渡りました。その才能はパリで花開き、女優サラ・ベルナールを描いたポスターなど、装飾デザインの分野で華々しい活躍を遂げ、時代の寵児となりました。花や女性をテーマにした流麗な作風は「ミュシャ様式」として人気を博し、現在も多くの人々を魅了し続けています。1910年以降はチェコに帰郷し、《スラヴ叙事詩》など故国への想いに溢れた制作活動を展開しました。

 本展は、チェコのチマル博士のコレクションから、選りすぐりの作品約150点を鹿児島で初公開する展覧会です。ミュシャの人生を辿りながら、「ミュシャと女性たち」をテーマに、彼と交流し創作の源泉となった様々な女性たちの存在に光を当て、作品誕生の背景や知られざる作家像に迫ります。リトグラフ(石版画)による装飾デザインの代表作はもちろん、貴重な初期作から晩年の作品まで、素描、水彩、油彩など、ミュシャの多彩な表現をご紹介します。今なお色褪せない魅惑的な世界をご堪能ください。

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