慶応3年11月15日 龍馬 近江屋で会談中

きょうは慶応3(1867)年11月15日です。薩摩の大久保利通は、土佐を経由して京都に戻り、新政府樹立に向け要人と会談しました。一方、土佐の坂本龍馬と中岡慎太郎は、醤油商・近江屋の2階で会談しています。

大久保

京都に戻った大久保は、越前の松平春嶽と、慶喜の側近、永井尚志と会談し、新政府の大枠を年内に決め、細部は追って定めればよいと主張しました。

 

一方、土佐海援隊長の坂本龍馬と陸援隊長の中岡慎太郎は現在、京都・河原町の醤油商・近江屋の2階にいて、京都町奉行所に勾留されていた土佐藩士の今後や、新政府について意見を交わしているとみられます。

近江屋

薩長同盟を仲介するなどした龍馬と中岡は、「幕府に背く罪人」として、手配されています。関係者によりますと、幕府の治安機関のひとつ、京都見廻組の中には暗殺も視野に2人の行方を追う一派もいるということです。

偽名

身の危険を避けるため、龍馬は「才谷梅太郎」中岡は「石川誠之助」などの偽名を使って行動しています。周囲が緊迫する中、龍馬と中岡は、今も近江屋の2階で会談を続けています。なお、龍馬は風邪をひいているということです。
以上、幕末ニュースでした。