慶応3年11月7日 小松帯刀 足の痛みで上洛断念

きょうは慶応3(1867)年11月7日です。薩摩藩家老の小松帯刀は、足の痛みのため、上洛を断念しました。一方、土佐の坂本龍馬は福井から京都に戻っています。

小松帯刀

小松は、7年前の万延元年頃から足の痛みを患っています。たびたび湯治を行ってきましたが、根本的な症状の改善にはつながっていないようです。
藩主・島津忠義は、近く3000人の兵を率いて上洛する予定ですが、小松は随行を断念したということです。

随行を断念

また、土佐海援隊隊長の坂本龍馬は、松平春嶽に新政府参加を促すために越前福井に行っていましたが、今月5日、京都に戻り、知り合いの商人の家に滞在しています。龍馬は海援隊士・陸奥陽之助にあてて、「新政府が落ち着いたら海援隊で貿易に力をいれたい」「世界についてじっくり話したい」と記した書簡を送ったということです。

一方、薩長同盟を仲介した龍馬は幕府にそむく罪人として、手配されていて、幕府側の捜査関係者によりますと、京都見廻組など治安機関が行方を追っているということです。
暗殺も視野に動く一派もいるらしく、龍馬の周辺に不穏な空気が流れています。
以上、幕末ニュースでした。