慶応3年10月17日 「討幕の密勅」が下される

きょうは慶応3(1867)年10月17日です。大政奉還後の各勢力の動きが活発になっています。

王政復古

大政奉還を受け、薩摩藩の小松帯刀、土佐藩の後藤象二郎と坂本龍馬、芸州広島藩の辻将曹らが会談し、平和的な王政復古を行うことで合意しました。

徳川家と幕府

大政奉還は成立しても、徳川家と幕府は依然として力を持ち続けていますが、小松、後藤、辻らは幕府と戦火を交えるのではなく、武力を背景として用い、「朝廷中心の政治に戻す王政復古」を実現すると申し合わせました。

討幕の密勅

一方、朝廷の正親町三条実愛から、今月13日から14日にかけて、薩摩と長州に対して幕府を討てという天皇の命令「討幕の密勅」が下されたことがこのほどわかりました。密勅を記した詔書では徳川慶喜を「賊臣」と非難し、薩長に慶喜の討伐を命じています。
しかし慶喜が朝廷に政権を返上し、武力倒幕の大義名分が無くなったといえる状況で、薩長が軍事行動に踏み切るのか、対応が注目されます。
以上、幕末ニュースでした。