慶応3年8月16日 イギリスの通訳官サトウ 長崎へ

きょうは慶応3(1867)年8月16日です。先月長崎でイギリスの水兵が殺害されたイカルス号事件を調べるため、イギリスの通訳官アーネスト・サトウが、土佐から長崎へ着きました。

イギリスの通訳官サトウ 長崎へ

サトウはイカルス号事件の犯人を捜すため、土佐藩重臣の佐々木高行がいる宿へ行き、坂本龍馬と土佐商会の岩崎弥太郎に会いました。

イギリスの通訳官サトウ 長崎へ

イギリスは土佐藩との関係が深い、海援隊士の犯行と疑っていて、逮捕と裁判を要求してきました。これに対して、海援隊士が犯人ではないと確信している龍馬は、「犯人逮捕に1千両の懸賞金をかけてはどうか」と提案しています。

イギリスの通訳官サトウ 長崎へ
早く幕引きにしたい幕府の長崎奉行は、疑われている海援隊士に謝罪だけさせればよいのではないかと考えているようです。一方、海援隊の中には「謝って済むなら」と考える者と、逆に「絶対反対」と強気な態度の者もいて、事件解決にはまだ時間がかかりそうです。
以上、幕末ニュースでした。