慶応3年7月27日 西郷 イギリス公使通訳と会談

きょうは慶応3(1867)年7月27日です。大阪にいる西郷隆盛がイギリス公使の通訳アーネスト・サトウと会談しました。

西郷 イギリス公使通訳と会談

西郷に対しサトウは「フランスは幕府に三度目の長州征伐を進言している。今後、幕府による統制が強まればフランスからの援助を受ける幕府に薩摩は勝てないだろう」と警告しました。
鹿児島県明治維新150周年推進室・吉満庄司専門員「西郷もサトウに『イギリスはフランスに遅れをとっている』と挑発。サトウが感情的になって『もし幕府と戦争になったら、イギリスが兵を出すことも可能だ』と発言した。」

西郷 イギリス公使通訳と会談

西郷に対しイギリスの出兵をほのめかしたサトウ。その発言はこれまで日本の国内情勢に干渉する意志がないことを示していたイギリス政府の姿勢とは異なるものです。また、イギリスが日本との貿易でフランスに負けていることに憤るサトウの個人的な見解だった可能性もあります。
吉満庄司専門員「サトウの提案に乗ってしまうと、日本が独立を守れなくなる。『国内問題に外国の手は借りない』と断った。」

西郷 イギリス公使通訳と会談
サトウからの提案を断った西郷は、会談の内容をさっそく書状にまとめ、京都の大久保利通に送りました。
以上、幕末ニュースでした。