慶応3年6月26日 坂本と中岡 岩倉具視を訪ねる

きょうは慶応3(1867)年6月26日です。きのう土佐藩の坂本龍馬と中岡慎太郎は、謹慎中の公卿・岩倉具視を訪ねました。

坂本と中岡 岩倉具視を訪ねる

岩倉具視はもともと公武合体派の公卿として知られ、孝明天皇の侍従を努めました。天皇家と将軍家の結びつきを強めるために行われた天皇の妹・和宮と14代将軍家茂との政略結婚にも尽力しました。

坂本と中岡 岩倉具視を訪ねる

しかし、5年前の文久2年(1862年)、朝廷で尊王攘夷派が主流になると、「幕府におもねっている」と批判され、朝廷の役職を追われ、外出を禁じられる蟄居処分が下されました。
都の外に追放された岩倉は、薩摩藩と通じて公武合体派を影から支えるなど様々な活動を行ってきました。その中で次第に武力倒幕に考えを改めるようになり、土佐藩の中岡慎太郎と交流を持つようになりました。

坂本と中岡 岩倉具視を訪ねる

きのうは、中岡が坂本を岩倉に引き合わせたものとみられ、大政奉還を考える坂本と、武力での倒幕を考える岩倉との意見交換がなされたとみられます。
以上、幕末ニュースでした。