慶応3年4月21日 薩摩藩 パリ万国博覧会に出展

薩摩藩 パリ万国博覧会に出展きょうは慶応3(1867)年4月21日です。薩摩藩は、今月1日からフランス・パリで開かれているパリ万国博覧会に出展しています。フランスに滞在している薩摩藩の家老・岩下方平から、現地の様子を知らせる報告が藩に届きました。

薩摩藩 パリ万国博覧会に出展岩下は4年前の文久3年にあった薩英戦争で、イギリスとの和平交渉を担当した人物です。パリ万博に日本から独自に出展しているのは薩摩藩と幕府だけです。今回の出展は、幕府に対抗し、国際社会で認められようという薩摩藩の強い意志があります。薩摩は、独自の勲章を作り、要人に贈呈するなど、外交活動を行い、国際社会での存在感を高めようとしています。出展をめぐっては幕府から抗議を受けていましたが、1か月前に現地で両者の会合がもたれ、幕府は「大君政府」として薩摩藩は「薩摩太守」としてそれぞれ出展することで決着がつき、岩下はそのことを藩に報告した模様です。
以上、幕末ニュースでした。