慶応3年12月27日 薩摩など4藩 軍事訓練

きょうは慶応3(1867)年12月27日です。王政復古以来、京都で御所の警備を担当する薩摩、長州など4つの藩の兵が軍事訓練を行いました。

軍事訓練

御所の東側に位置する建春門付近で行われた軍事訓練は、薩摩、長州、土佐、芸州広島の4つの藩の兵により行われました。中でも薩摩藩兵は3大隊、1500人あまりの兵が参加し、警備隊の主力を成しています。

この訓練は、天皇もご覧になっていて、4つの藩兵が天皇を守る正規軍=官軍という印象を作る薩摩などの示威行動といえます。

示威行動

またきょうは、公家の岩倉具視が新政府参与から、議定に昇進しました。太宰府に流されていた武力倒幕派の公家、三条実美もきょう京都に戻り、議定に任命されました。

巻き返し策

これまで議定には、尾張の徳川慶勝、土佐の山内容堂ら親幕府派も多く、慶喜が新政府参加の足がかりにしようとしています。岩倉、三条の議定任命と軍事訓練は、親幕府派に対する武力倒幕派の巻き返し策といえます。
以上、幕末ニュースでした。