慶応3年12月14日 大坂城・慶喜の動向

きょうは慶応3(1867)年12月14日です。
京都御所では、各藩の兵による厳戒態勢が解かれました。一方、旧幕府側は大坂城で今後の対応を話し合っています。

厳戒態勢は解除

今月9日の王政復古では、薩摩など5藩の兵が御所を固め、厳戒態勢が続いていましたが、徳川慶喜がきのう大坂城に退いたことから厳戒態勢は解除されました。大坂城にいる慶喜は、薩摩など新政府軍5000人に対し、1万5000の兵を温存しています。慶喜は、武力行使や、やがて開かれる議会への政治工作で再び政権を握る方法を考えています。

加来耕三さん

(加来耕三さん)「戦って負けるはずはない。やってもいいんじゃないかという思いもある。しかし議会が開かれるまでに時間がかかりすぎる。その間にどんな不測の事態が起こるかわからない。慶喜は一生懸命『どうしようかな』と待っているのが12月」

榎本武揚

旧幕府側では軍艦頭の榎本武揚が「開戦しても旧幕府海軍は勝利できる」と自信をのぞかせています。慶喜の動向から目が離せません。
以上、幕末ニュースでした。