慶応3年12月11日 徳川幕府の政権終わる

きょうは慶応3(1867)年12月11日です。おととい、朝廷中心の新政府樹立を宣言する「王政復古の大号令」が行われ、新政権が誕生しました。幕府は廃止され、名実ともに徳川幕府の政権が終わりました。

西郷隆盛

おととい、朝議を終えた、幕府派の公卿が御所を出た一方、倒幕派の公卿らは、御所に留まりました。その後、薩摩・越前・尾張・芸州・土佐、5藩の兵が御所の門を封鎖。
兵を率いたのは薩摩の西郷隆盛で、御所の警備を行っていた幕府側の会津、桑名の兵は無抵抗で撤退しました。

王政復古の大号令

こうして、御所から幕府勢力が完全に排除され、天皇が「王政復古の大号令」を宣言し、新政府が樹立されました。これを受け、幕府、摂政、関白は廃止され、天皇の下に総裁、議定、参与の三職を置く新体制となりました。

議定

総裁には有栖川宮熾仁親王。議定には、公卿の正親町三条実愛、中山忠能、薩摩の島津忠義、越前の松平春嶽、土佐の山内容堂らが入りました。夕方からは新政府の会議が開かれ、徳川慶喜に官位返上と400万石の領地返納を求めることが決まりました。新政府の今後の政権運営と、旧幕府側の反応が注目されます。
以上、幕末ニュースでした。