慶応3年12月5日 「王政復古の大号令」最終局面

きょうは慶応3(1867)年12月5日です。朝廷中心の新政府樹立を宣言する「王政復古の大号令」は、最終局面を迎え、緊張が高まりつつあります。

武力倒幕派の公家

10月の大政奉還で政権を朝廷に返上した徳川慶喜。朝廷が召集する諸侯会議を主導し、会議の決定を受け、再び政権を握ろうと考えています。これに対し、武力倒幕派の公家と薩摩・長州・芸州広島、土佐などは、軍で御所を固め、朝廷中心の新政府樹立を宣言する「王政復古の大号令」を今月8日に決行する予定で最終調整を進めています。

加来耕三さん

(加来耕三さん)「追い詰められているのは実は薩摩。議会が一度でも開かれたら、真ん中に座るのは慶喜。慶喜に真ん中に座られたら、西郷も、大久保も残念ながら切腹するしかない。そういう土壇場まで実は来ていた」

慎重な行動をとるよう

王政復古の決行に備え、京都には薩摩藩兵3000人が入っています。上方には1万5000の幕府軍がいて、緊張が高まる中、薩摩は、計画どおりに王政復古を決行するため、慎重な行動をとるよう、藩兵に通達を出しました。
以上、幕末ニュースでした。