慶応3年12月4日 「王政復古の大号令」今月8日へ

きょうは慶応3(1867)年12月4日です。新政府樹立を宣言する「王政復古の大号令」の決行が、今月8日を軸に、最終調整が進められていることがわかりました。

軍で御所を固め

大政奉還後、新政府でも実権を握ろうとする徳川慶喜に対し、薩摩・長州・芸州広島などは、軍で御所を固め、朝廷中心の新政府樹立を宣言する「王政復古の大号令」に向け、調整を進めています。

大筋で合意

軍を動かすことで数に勝る幕府軍と戦闘になる可能性もあり、薩摩の西郷隆盛と公家の岩倉具視らは、戦力を増やしたいと考えています。西郷らは、きのうまでに土佐の参政・後藤象二郎に対し王政復古の計画を伝え、土佐も加わるよう求め、大筋で合意したということです。

王政復古の大号令

そしてきょう朝廷工作を続けてきた、大久保利通は、公家の中御門経之、中山忠能に、「王政復古の大号令」の決行を今月8日にするべきと言上し、最終調整に入りました。慶喜の側近、永井尚志らが、諸外国への兵庫開港の準備で、京都を離れている隙に決行する方針です。
以上、幕末ニュースでした。